音楽と服

音楽と服について好き勝手に語ります

Tシャツは語る

はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選

f:id:sisoa:20211017054956j:plain

いきなりふざけたパロディでごめんなさい。

村上春樹「村上T」へのオマージュとして,今回はお題の「好きな○○10選」を,「好きなライブT10選」としてお送りします。

ブログコンセプトに則って,私がこれまでかき集めてきたライブTと,その思い出を綴っていきます。よかったらお付き合いください。

 

1.Oasis(2009年日本ツアー)

f:id:sisoa:20211017055419j:plain

オアシスのツアーT。

2009年にオアシスがインテックス大阪でライブしたときに購入。

初めて観た生のオアシス。1曲めの「ロックン・ロール・スター」では鳥肌が立った。

ただ,残念だったのは,リアムの喉の調子と音響があまりよくなかったこと。

奇しくも,単独の日本ツアーは現在のところこれが最後となった。

故に今でも大切に保存している一枚。

 

 

2.フジロック06

f:id:sisoa:20211017060041j:plain

2006年フジロックTシャツ。

サッカーW杯が開催された年だったので,当時の日本代表ユニをモチーフにしたデザイン。バックプリントは出演者のリスト。

初めて参戦したフジロックの記念T。

ライブも楽しかったが,そこに至るまでの珍道中もまた強烈な思い出。

九州からの参戦で,初めてだったこともあり,羽田~東京駅経由の夜行バスで苗場に直行というかなり強行軍なルート。

木曜の夜9時過ぎに羽田に到着し,そこからバスで3時間以上。

 

途中のSAで同行していた友人のKとうどんを掻き込んでいた。

友人Kは過去記事でも登場している,風呂部の仲間だ。

sisoa.hatenablog.com

ふいにKの携帯が鳴った。Kが応答すると,別の友人Mからだった。

二人で日常を忘れているところ,ふいに現実に引き戻された。

以後,Mは私とKにより「現実よりの使者」Mとして時折ネタにされることになる。

 

 

3.フランツ・フェルディナンドフジロック2006)

f:id:sisoa:20211017061227j:plain

レコードをデザインモチーフにしたなかなかお洒落な一枚。

2006年フジロックは,初日がフランツ,2日目がレッチリ,3日目がストロークスと,豪華なラインナップだった。

このTシャツを着ていると,英語教師をしている知り合い(英国出身)が「オー!フランツ・ファーディナンド!」と反応してくれた。

あっちの人は「ファーディナンド」と発音するんだね。かっこいいね。

 

 

4.フジロック08

f:id:sisoa:20211017062006j:plain

2008年のフジロックT。

この年は友人と都合が合わず,一人で参戦。

プライマルスクリームのライブ後に,芝生に腰掛けて見ず知らずのお兄さんと一服しながら,UKロック談義した。

ひとしきり話した後,お兄さんは「おしっこしてくるね」と腰を上げ,それから戻ってこなかった。

 

 

5.フジロック09

f:id:sisoa:20211017062856j:plain

風呂部の友人Kと参戦。

この年は初日のヘッドライナーがオアシスだった。

モッシュピットの5列目くらいにKと共に陣取っていたが,バンド登場時の喧騒によりKが履いていたスリッパ(クロックス)が片方脱げ,裸足となってしまった。 Kは泣く泣く戦線離脱を余儀なくされた。

今となっては,フジロックにクロックスを履いて参戦するなど,山を舐めていたとしか思えない。

まあ,私もクロックスだったが。

 

ちなみに,この年は春の単独に続きオアシスは2回目だったが,春に比べてこちらの方が遥かにバンドの調子(リアムの喉も)がよかっただけに,直後の解散は悔やまれる。

 

 

6.フジロック11

f:id:sisoa:20211017063946j:plain

2011年のフジロックT。

この年から,友人Kに加え,「現実よりの使者」Mも仲間に加わった。

Mはキューブ型着火剤をはじめ,充実したキャンプ道具を導入し,参戦5年目にして温かい食事を摂れるという革命が巻き起こしてくれた。

 

ライブ体験では,ザ・ミュージックの解散ライブが忘れられない。

ザ・ミュージックでこんなに踊れるとは!

計8回をフジロック参戦を振り返ってみても,最も思い出深いライブといっても過言ではない。

 

ちなみにこのTシャツはデザインもなかなかポップなため,最も使用頻度が高かった。

 

 

7.フジロック16

f:id:sisoa:20211017075601j:plain

2016年のフジロックTシャツ。

現在のところ,この年が最後のフジロック参戦。

Mと二人で行ってきた。

ベックが二日目のヘッドライナーだった。

エンターテイメントのショーとしては,文句なしに素晴らしいステージだった。

隣で一緒に観ていたMは,ベックのCDを持っていなかったため,しばらくすると折り畳み椅子に腰掛けて寝息を立て始めた。

しかし,「モーニング・フェイズ」のメロウな曲が流れ出したら,ムクリと起きて聞き耳を立てはじめた。

確かに,ベックはアップテンポナンバーよりも,メロウな曲のほうがライブでは映えた。

 

 

8.サマソニ07

f:id:sisoa:20211017080754j:plain

自分では行ってないが,Mが行ってきて土産にくれた。

感想を聞いたら,B'zの「ウルトラ・ソウル」のときオーディエンスのジャンプで,マリンスタジアムの床が揺れたと言っていた。

 

 

9.グレイプバイン(2007年)

f:id:sisoa:20211018014952j:plain

07年の「ママとマスター」ツアーT。

グレイプバインのツアーには計4回ほど足を運んだが,この時期にはバンドは一つの充実期を迎えていたのは間違いない。

 このTシャツもデザインと色味が好きで,よく着た。

だいぶ痛みはしたが,大切な一枚です。

 

10.番外編:人差し指のTシャツ

f:id:sisoa:20211017081243j:plain

これはライブTではないが,よくフジロックで着ていたTシャツ。

2008年頃アウトドア系のセレクトショップで購入。

その後10年くらいは着た。もうよれよれ。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上,偏愛Tシャツ特集でした。

どれもヨレヨレで,大変失礼しました。

もう着てないTシャツがほとんどだけど,捨てられないんだよなあ。こればっかりは。

 

でも思い出を語れる品があるのは,幸せなことですよね。

最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。