2021年iTunes私的再生回数ベスト5
年の瀬もいよいよ押し迫ってきました。
年末になると「ベストバイ」的な企画もよく見かけるけど,私の場合は「音楽」と「服」なので,両方のジャンルでいけるんですよね。
服の方は,新しく買ったのはほとんど無印,UNIQLOなのであまり面白味がなさそうだけど。
ということで今回は,iTunes再生回数ベスト5をやります。
私がiPhoneで聴いたアルバムの中で再生回数の平均が多かったものを選んでいます。
よければ暇つぶしにお付き合いください。
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第5位 Beck「Colors」(JapaneseDeluxeEdition)
再生回数 24回
このアルバム,2017年にリリースされた時に買っていたのだけど,デラックスエディションの存在を知り,付録のライブDVDにつられて買ってしまった。
ボーナストラックに三曲ほどDJmixが入っているけど,Daokoとのコラボが結構かっこいい。
付録にしては,ライブDVDもなかなかクオリティが高かった。
コラボしたDaokoとの対談も入っていた。
しかしこちらは,Daokoが緊張しまくっている様子で,ベックも「嫌われたかな?」的な反応で気を遣っているのが伝わってきて,少し笑ってしまった。
でも実はDaokoはかなり前からベックのファンで,相当リスペクトしているそうです。
アルバム自体は以前も紹介したけど,とてもポップで深くて聴き応えがあるので,おすすめです。
第4位 Primal Scream「 Live in Japan」
再生回数37回
こちらは2000年前後にリリースされたアルバムだから,既に20年近く前のアルバムになる。
今でも折に触れては聴いている作品だ。
ライブ盤が代表作になってしまうアーティストもいるが(グレイトフル・デッドとか),プライマルに関しても,ひょっとしたらこれは代表作と言えるくらいのクオリティではないかと思う。
それくらい素晴らしいライブアルバムだ。
時期的には,彼らのキャリアにおいてもっとも評価の高かったエレクトロ三部作(「バニシング・ポイント」,「エクスターミネーター」,「イーブル・ヒート」)の直後のライブで,最も脂の乗り切った時期である。
「スカルX」
「シュート・スピード・キル・ライト」
は本当に凄いです。
第3位 GRAPEVINE 「新しい果実」
再生回数56回
愛すべき邦楽バンドGRAPEVINE2年ぶりのニューアルバム。
かれこれ20年になる彼らとの付き合いだが,時間が経っても,素晴らしいバンドでい続けていてくれることに新しいアルバムが出るたびに感謝する。
前作に比べると,幾分内省的になった印象だが,若干の毒を含んだメッセージ性と,クールな疾走感は一層こなれてきて,もはや職人芸といった領域。
第2位 YMO 「パブリック・プレッシャー(公的抑圧)」
再生回数68回
このアルバムは1980年リリース。
オリジナルアルバム「ソリッド・ステイト・サバイバー」のライブ盤。
このアルバムは,以前YMOの記事をブログで紹介した後に,「増殖」のライナーノーツで言及記事を発見し,気になって購入したもの。
結果的に,下半期で一番聴いたアルバムになった。
ライブって,本当にバンドの状態がよく伝わると思うのだけど,この時期のYMOは無双状態。
世界最強ではないだろうかと思うくらい。
第1位 サカナクション 「sakanaction」
再生回数72回
そんでここまできてサカナクションかい!
という突っ込みは分かります。
実は,好きなんです。
これまで紹介したこともブログで触れたことも一度もなかっだけど,今年一番聴いたのはサカナクションの「sakanaction」。
サカナクションのよさに気付いたのは,2年前に「新宝島」「忘れられないの」が収録されている「834.194」を買ってから。
このアルバムに衝撃を受けて,昨年末にこのセルフタイトルアルバムを買って,今年初頭はずっと聴き続けていたのだ。
だから,私がこの2年で一番聴いたのは多分サカナクションだと思う。
これだけ自分の文脈でダンス,そしてロックを高次元で融合させ,かつポップに仕上げる山口一郎のセンスというか変態っぷりには,日本のロックの未来を感じてます。
いつか,きちんと取り上げたいですね,サカナクション。
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散々UKロック好きを公言しておきながら,ベスト5に入ったUKアーティストはプライマルのみ。
しかも20年以上前のアルバムとは。。
もう少し新しい人たちを聴かないとですね。
新しい人たちではないが,コールドプレイの新作をようやく買ったので,いま聴き込んでいるところ。
年末余裕があればレビューします。
ではでは。