ジャケ買いしたアメコミ風ジャケ5選
「ジャケ買い」という言葉が死語になりかけている。
世はサブスク全盛。
音楽はネットで月額いくらかで聴き放題。
先日読んだひろゆき氏の本にも
「新しく出てきたものにはとりあえず乗っておけ」
という言説もあったが,未だにその波に乗り切れない超絶アナログ人間の私。
面倒くささが先にあるのは間違いないが,やっぱ形あるものを手に入れたいという欲求があるのも確か。
その結果がこれ。
入りきれてないスピッツの「おるたな」「花鳥風月+」が上部の隙間に収納される始末。
いや,もはや収納ではないな。
満員の配給列車の屋根に乗っかった人みたいや。
ついでにこんな写真も。
長年ため続けた「ロッキング・オン」の哀れな末路。
いま我が家にある「ロッキング・オン」はこの時捨てられなかった厳選50冊(それでも多い!)のみ。
貴重なネタ源だから,捨てなきゃよかったと思う今日この頃。
CDたちはまだ,このような事態は免れてはいるが,このままでは粛正されるのは火を見るよりも明らか。
何か対策を練らねば。。
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だいぶ話が逸れたが,「ジャケ買い」のこと。
そこまで多くはないが,CDジャケットを見て買うことを決める「ジャケ買い」。
私も何度かやったことある。
不思議と,「あたり」が多いのだ。
何故か,「あたり」はアメコミ風のジャケを買った時に多いように思う。
そこで,今回は私がジャケ買いしたアメコミ風ジャケットCDを紹介します。
これを知ったところで,何の得にもならないし
「で,何が言いたいんだよ?」
と凄まれたらグウの音も出ないが,まあ暇つぶしに付き合っていただければ。
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1 「Oranges & Lemons」 XTC
ポップなジャケに一目惚れで購入。
XTCというグループもこの時初めて知ったのだが,これが大当たりだった。
このアルバムのポップさはジャケを軽く上回りK点超え。
UKらしく少し捻りの効いたポップさで,とても好みでした。
これをきっかけに,XTCの他のアルバムも数枚購入。
でも,一番はやっぱりこれ「Orange &Lemons」。
2 「アメリカーナ」 オフスプリング
敢えてカタカナ表記にしました。
これ,同世代のメロコア,パンク好きな人は分かってくれると思うけど(ハイスタとか好きだった人),ミレニアム前後に青春を謳歌した世代の必聴盤。
MDに落として,何度聴いたことか。
「The Kids aren't alright」,「She's got issues」。
アメリカン・マッチョイズムの中に微かに流れる「切なさ」に夢中になった。
3 「イエロー・サブマリン」 ザ・ビートルズ
これは説明不要だろう。
ということで,紹介だけで次へ行きます。
4 「The boy new too much」 MIKA
「ミーカ」と読む。
このアルバムも,極彩色のポップ。
躁状態の底抜けの明るさで,一曲目のイントロが流れた瞬間から心を鷲掴みにされる。
こうしてアメコミ風ジャケを並べてみると,改めてポップな作品が多いなあと思う。
作品がポップだから,ポップなジャケにしたくなるのか,はたまた逆なのか。
音楽をつくる人なら前者とは思うが,ジャケがポップなら
「今回はポップだぜ,みんな聴いてくれよ!」
という意図が伝わり易くなる気もする。
5 「ディーモン・デイズ」 ゴリラズ
最後は以前にも紹介したゴリラズのヒット作。
まあ,アメコミ風と言えばゴリラズ,ということで。
デーモン曰く「iPodを100万個売った曲」にして,このアルバムのキラーチューン的位置付けの「フィール・グッド・インク」が収録されている。
このアルバムが流行った頃,妹から
「なんかおすすめのアルバムない?」
と聞かれたので貸したら,
「お兄ちゃん。。こんなスチャダラパーみたいのが好きなんやね。」
と言われた。
うーん,だいぶ違うと思うんだけど。
スチャダラパーは好きですけどね,でもゴリラズとは違う,と思う。多分。
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ということで,ジャケ買いしたアメコミ風ジャケ5選でした。
こうして絵柄をネタにブログが書けるのも,サブスクを避け続けた副産物だと思うことにします。
でも,CDはもう置き場ないからサブスクも本格的に導入を検討せねば,です。
ではでは。