音楽と服

音楽と服について好き勝手に語ります

ポップアートと私

自分でも何でか分からないけど,昔からポップアートというものに妙に惹かれる。

私の中では「ポップアート」というと,アンディー・ウォーホル一択となるので,幅広く何でも好き,というわけでもない。

 

そもそもいつから好きか,とは覚えていないが,ロックに興味を持った10代の頃から,所謂ロックレジェンドのディスコグラフィーを探っていくと,いろんなところで,このアンディー・ウォーホールポップアートに出会うのだ。

 

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アンディー・ウォーホールの手掛けたアルバムジャケットで最も有名なのはこちらだろう。

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ベルベット・アンダーグラウンドの1st。

これ,「でかジャケ」というCDの企画盤。

見ての通りディスプレイ用で,上のほうが日焼けして色が薄くなっている。

 

巷では名盤の誉高く,ストロークスのジュリアンもお気に入りのアーティストとして挙げていたが,私はほとんど聴いていない。

 

ベルベッツのボーカルは,数年前に亡くなったルー・リード。彼のソロ作のほうは結構好きなのがあって,「トランスフォーマー」なんか本当に名盤。

いつか紹介したいです。

 

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過去記事でも紹介した,前の職場の近くにあった中古レコード屋で見つけた,ストーンズスティッキー・フィンガーズ」の企画盤。

 

sisoa.hatenablog.com

 

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ジーンズのジッパーが本物。

これもウォーホールのデザイン。

このアルバムは正真正銘の名盤です。

 

私は通常盤を持っていたのに,この企画盤も見つけた瞬間買ってしまいました。

 

そういうの結構多い。

デラックスエディションとか買ってしまいがちですね。

 

ちなみに,この「スティッキー・フィンガーズ」のジャケ,開いたらこんな感じ。

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お茶目★

 

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CDだけではない。

ポップアートは見つけたらつい買ってしまう。 

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 例えばこんな。

 

トマトスープの缶。

これ実は貯金箱。

20代前半頃,ヴィレッジバンガードで買った。

 

スマホケースなんかもね,自分が好きなもののデザインを探すとこうなるんです。

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海外から取り寄せで3週間かかったけど,さすがに誰とも被らないです。

 

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私のポップアート好きは友達も知ってるので,ある年の誕生日にわざわざマリリンを買ってくれた。

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壁に貼って穴を開けるのも勿体無いので,額を買ってきて飾ることにした。

一人暮らしの部屋に置いてたらそれなりに洒落て見えたが,結婚後に引っ越した家では置き場がなく,仕方なく仕事部屋の私のデスク横に立てかけられている。

たまに部屋に入ってきた次男が,

「これお化け?コワイネー。」

と言ってる。

 

確かに,間近で見たら,コワイネー。

 

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 ポップアートの題材って,どこにでもあるものなのに,明らかに非日常な色合いをしている。

そのアンバランスさが好きなのだろうな,と思っている。

 

そういえば,いつかの「開運!なんでも鑑定団」でウォーホールポップアート原画が出展されていた。

スクールバスの絵で見たことないデザインだったが,それが本物で,確か100万円ほどの値がつけられていた。 

 

コレクターからすると,原画はやはり垂涎の的だろうが,もともとがデザインなので,コピーでも十分洒落てるのがポップアートの魅力。

 

もっと揃えたいけど,そもそも子育て真っ只中の家とポップアートというのは全くそぐわない。


息子たちから「コワイネー」と言われて終わりでしょう。

細々とコレクションを続けていくことになりそうです。



それはそうと,三連休ですね。

部屋の片付けが待っている。

それでは,よい連休を!