スピッツVSサカナクション
こんにちは。
火曜の昼下がりをどのようにお過ごしでしょうか,sisoaです。
いつもと幾分,というかだいぶ違う始まり方になりましたが,ラジオという設定なので多少の不自然さには目をつぶってください。
おかげ様で,前回好評をいただいた企画の第2弾をします。
私が学生時代に聴いていたラジオ番組から着想を得た企画ではバンプVSスピッツに投票していただくという無茶ぶりにも,なんと10名以上の方が応えてくださり,ささやかな盛り上がりを見せることができました。
ブログってどうしても一方通行になりがちなので,アーティストについてのあれこれでも,交流があると楽しいですね。
ところで,前回はスピッツ9票,バンプ2票ということでスピッツ圧勝だったのだけど,勝者スピッツにどんなアーティストを当てるのか・・・というところが言うまでもなく一番の悩みどころだった。
スピッツのもつ独自の芸術性に比肩しうるアーティストはそうはいないし,スピッツの人気は私の想定以上に高かったのだ。
いっそ,一回こっきりの企画にして忘れてしまおうかな・・・とも思い始めた今日,ぽっと思い浮かんだのがサカナクションだった。
そうだ。
サカナクションの先鋭性とビートに並ぶものはそうそういない。
私自身も「どっちが好き?」と問われると返答に窮してすぐには答えられないだろう。
ということで,”sisoaradio”アーティスト対決企画第2弾は「スピッツVSサカナクション」です。
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スピッツ
スピッツに関しては細かな説明はもはや不要だと思われます。
私自身も好きな曲が多いので毎回紹介する曲に迷ってしまうのですが,今日の一曲目はこれ「ヘビーメロウ」。
数年前に「めざましテレビ」のオープニングで使われていたので耳にしていた方は多いのではないかと思われます。
うちの息子たちもこの曲でスピッツのことを覚えました。
朝聴いて一日の元気をもらえる,さわやかでアップテンポなナンバー。
NHK「なついろ」の主題歌「優しいあの子」もそうだけど,こういうタイアップもいやらしくなくさらっとした名曲にしてしまうのが彼らの偉大なところ。
続いては,懐かしいナンバー。
2002年のアルバム「三日月ロック」のラストを飾る「けもの道」。
Aメロからサビへと向かうドラマチックな展開にいつ聴いても痺れてしまう。
歌詞も前向きで,力強く背中を押してくれる。
改めて,いいバンドだなあと思わせてくれる名曲。
サカナクション
さて,サカナクションです。
私がサカナクションを好きになったのは比較的最近ですが,ビート感やサウンドエフェクト,MVのアイデアに関してのセンスは一歩抜けていると感じた稀有のバンドです。
サカナクションあんまし聴いたことないんだけど・・・という方もこの「新宝島」だけは,どこかで聴いたことがあるのではないでしょうか。
山口一郎氏のシュールなセンスが爆発しているドリフ風のMVも衝撃だけど,こなれたビート感は一度耳に入ったらなかなか忘れられない。
2曲目はセルフタイトルのアルバム「sakanaction」より「なんてたって春」。
そろそろ春ですね。
サカナクションの曲を聴いていていつも思うのは,
「出してる音がお洒落だな~。」
ということ。
彼らの曲からは土の匂いを感じない。
山口一郎がいつもそうしているように,黒いスーツで軽やかなステップを踏むような,そんなイメージ。
決して聴き手を置いていくようなことはなく,跳ねるようなビートにポップネスが内包されている。
先鋭性とポップさとカリスマ性を兼ね備えた,素晴らしいバンドです。
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少しでもこの企画に関心を抱いてくださった方は,ブクマコメントやコメント欄でのメッセージをいただければ嬉しいです。
面倒くさければバンド名のみでも構いません。
もし,投票したバンドの好きな曲などをコメントに書いていただければ,次回結果発表時に曲紹介させていただくこともあるかもしれません。
ラジオという設定なので(笑)。
これ,何回やってもどきどきです。