音楽と服

音楽と服について好き勝手に語ります

フジロックに行こう(装備編)

ホワイトステージにて

今年のフジロック出演アーティストが徐々に明らかになってきた。

ヘッドライナーにはジャック・ホワイトとバンパイア・ウィークエンド。

二組とも私がフジロックに参戦していた2010年前後にはメインステージに出演するクラスのアーティストではあったし,どちらも観たことはあるが,彼らがヘッドライナーを務めるようになったのは感慨深い。

 

今年初めてフジロックに参戦するという方もおられるだろう。

私は過去8回フジロックに参戦し,素晴らしい思い出も最悪な失敗も数々経験してきた。

 

そのような経験が少しでも,今年初めてフジロックに参戦される方のために一助になればと思ってこの記事を書くに至った。

 

尚,現状のフジロックはコロナ対策も加味して参戦せねばならないと思うが,私が行っていた頃にはそのような状況にはなかったので,感染症対策という点はカバーできていない点予め伝えておくことにする。

 

 

1 服装について

いきなり変な写真で申し訳なく思う。

あまりの暑さに頭のタガが外れしまっている。

全身を写した写真が希少な為,勘弁していただきたい。 

夏の日差しにノックアウト

 

まず,第一に服装で気をつけないといけないのは,熱中症対策と雨対策だ。

 

一つ目に熱中症

過去記事でも書いているが,無謀にも私は20代前半の頃,帽子も被らずに炎天下の下踊り狂ったことがあり,当然の帰結として絶望的な頭痛と悪寒にやられて,最終日のヘッドライナーとスペシャルゲストを見逃した上に怪しげな薬売りの老婆から高額な漢方薬をつかまされるという失態を犯している。

 

sisoa.hatenablog.com

 

絶対に帽子は被っていくこと。

日除けのサングラスもあるにこしたことはない。

 

二つ目が雨対策だ。

フジロックの三日間で雨が降らないことはほとんどない。

どこか一日は雨に見舞われることが多い。

そのため,雨合羽は必需品だ。

おすすめは,収納が楽でさっと羽織れるポンチョタイプ。

 

そして,脚元は泥濘で汚れるので,トレッキングシューズを履くことをすすめる。

トレッキングシューズは撥水性にも優れたものがいい。

履いていれば浸水して不快な思いをすることもない。

 

また,登山用スパッツもおすすめだ。

これを履いていれば日焼け防止に加え,足元の汚れも防ぐことができる。

できれば3日分持っていくべきだ。

午前9時の一杯目

さらに,脱ぎ着しやすい長袖のアウターがあればよい。

夏とは言え,苗場の夜は冷える。

雨が降れば気温も下がる。そんな時にすぐ羽織れるアウターがあれば安心だ。

 

 

2 携行品について

上の記事で紹介したように,合羽やアウターなどを入れておく小さめのリュックを持って移動する。

これは,全ての荷物を入れている大きめのバッグとは別に持って行くべきだ。

 

さらにフジロックで必需品となるのは,折り畳み椅子。

これは絶対に持って行くべき。

折り畳み椅子があるのとないのでは快適さが全然違う。

 

できれば肘掛けにドリンクホルダーがついているものがよい。

地べたにビールを置いていたら,誤って倒してしまい,地面にビールをプレゼントしてしまうことになる。

数年前に,同行した友人が日に三度もビールを地面にプレゼントしていた。

 

あとは水筒。

サイズは大きくなくてよいだろう。

軽いのがおすすめ。熱中症対策には必需品。

 

もう一つ細かいけど,防水対策をしたスマホケースは必須。

ジップロックをいくつか持って行っておけば,いろいろ便利だ。

 

 

 3 生活用品について

4日間を過ごした「我が家」

テントは当然持って行くが,骨組みがきちんとしているものがよい。

最近よく見かける即席テントは持ち運びも楽で便利だが,耐久性の面ではちと弱い。

きちんと組み立ててテグで固定できるタイプがよいだろう。

 

写真は3人で行った時のテントなので少し大きめ。

持ち運びも少し大変なので,テントを持つ係はきちんと輪番にしましょう。

 

あとは飲食に関して。

朝は温かい味噌汁(勿論インスタント),夜は熱いコーヒーが飲めれば生き返る。

タブレットタイプの着火剤と耐火用の容器を持っていけば,温かい飲み物が飲める。

 

これがあるのとないのとでは,心持ちが全然違う。

熱いコーヒーと一服で精気を養える。

大切です(もう煙草やめてるけど)。

 

あと,重宝するのはボディシート。フジロックでは風呂に入るにも長蛇の列に並ばねばならないので,そのような暇がない時には全身を拭いて清潔さを保っておかねばならない。

顔用,体用両方あればいいですね。

当然日焼け止めも必要。

晴れた時の日差しは本当にエグいから。

 

ちなみに,水やらインスタント食品やらは,チケット交換所近くのお店に全て売っているので,心配せずとも大丈夫。

現地で買うことができます。

 

sisoa.hatenablog.com

・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここまで書いておきながら,私は今年もフジロックに行くことは叶いません。まだまだ手のかかる息子が三人もいてはね。
でもまた数年後,彼らを連れてきっと,あの場所に戻りたいなと思っています。
今年参戦される方,苗場は最高ですよ。どうか素晴らしい思い出になりますように。心より願っております。