音楽と服

音楽と服について好き勝手に語ります

「スラムダンク」レギュラーメンバーの私服をチェック

今朝,普段からブログを通して交流させていただいている,服地パイセンさんが新しい記事をアップされていた。

www.fukujipaisen.com

そこで,スラムダンク桜木花道が履いていた二代目のバッシュ(初代はバッシュ店のオーナーから30円で買った復刻版プレミアシューズ),エアジョーダン1ブレットパテントをレビューされていた。

 

あの,赤黒のクールなバッシュだ。

 

私はスラムダンクのアニメが放映されていた頃小学校高学年だったので,アニメを観る世代としてはど真ん中世代である。

 

毎週,30分の放映時間なのに,試合(特に陵南戦!)時間的には3分間しか進まないという「精神と時の部屋」状態の遅々とした展開を手に汗握りつつ楽しみにしていた。

 

ところで,この「スラムダンク」のレギュラーメンバーはどんな私服を着ていただろうか?

 

当ブログは一応,ファッションブログとしての側面も持っているため,以前から気になってはいたが,我が家に揃っているデラックス版全24巻を1ページずつ捲って検証するのはさすがに・・・と思ってしばらく放置企画となっていたが,映画の公開も迫っているため,一念発起して調べてみることにした。

 

で,結論である。

 

スラムダンク(以下スラダン)のレギュラーメンバーが,原作中で私服を着ているのは,全シーン中1%にも満たない。

 

ほとんどがユニフォームか練習着,学生服である。

 

その中でも貴重な私服ショットは,一人一回,よくて二回くらいである。

 

今回は,そんな希少なショットの中から,彼らのファッション傾向について検証したい。

 

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1 桜木花道(湘北#10)

まずは主人公,桜木花道である。

桜木花道ジャンプコミックス・デラックス24巻)

彼の普段着は基本的にタンクトップに短パンである。
ユニフォーム以外ではほとんどタンクトップ短パン。

たまに学生服。

 

そんな桜木が珍しく私服を着ていたのは,街でパチンコ屋に並んでいたところを,牧と清田に発見されたシーン。

ジャンプコミックス・デラックス版17巻

桜木軍団と一緒である。

 

画像では,ルーズなスラックスにこれまたオーバーサイズ気味の白Tシャツというシンプルなスタイル。

 

実は桜木の私服ショットは髪が長い時期にも一度あったのだが,その時にもやはり白Tシャツをジーンズにインしていた。

 

派手に見える桜木花道だが,意外にも私服ではシンプルなスタイルが好みなようだ。

 

 

2 流川楓(湘北#11)

二人目は天才・流川。

絶対的ポイントゲッターとして,湘北のオフェンスを引っ張った。

流川楓ジャンプコミックス・デラックス版2巻)

そんな流川の私服姿は,安西先生の自宅にアメリカ留学を直訴に行った時に見られる。

ジャンプコミックス・デラックス版17巻

黒のカットソー,襟にはシンプルな柄が入っている。

飄々とした流川らしい,落ち着いてどこか品のあるコーディネートだ。

 

ちなみに,これは私服というか運動着だが,私は流川が休みの日に自転車でバスケットコートに自主練に赴いた時のスタイルが結構好き。

ジャンプコミックス・デラックス版2巻

ナイキの上下のようだけど,結構スタイリッシュですね。

 

 

3 赤城剛憲(湘北#4)

三人目は頼れるキャプテン,ゴリこと赤木。

赤城剛憲(ジャンプコミックス・デラックス版3巻)

赤木も一度だけ私服姿を披露している。 

 

桜木花道

「どうしたら反則しないでプレーできるんだ?」

と自宅に相談に訪れたシーンだ。

ジャンプコミックス・デラックス版8巻

この時の赤木は,黒のニットをジーンズにインするというスタイル。

これまたシンプルで,質実剛健なスタイルだ。

 

いかにも,という感じ。

 

個人的には,たまにコンバースのジャージをセットアップで着ている赤木はとてもクールに見える。

ちなみに赤木はバッシュもコンバースでした。あれ格好いいんですよね。

 

 

4 三井寿(湘北#14)

四人目は,不屈の3ポイントシューター,三井。

三井寿ジャンプコミックス・デラックス版6巻)

スラダンでも屈指の人気を誇る三井は私服もやはりかっこよかった。

ジャンプコミックス・デラックス版5巻

デラックス版の5巻で,旧友の鉄男に別れを告げるシーン。

ジャケットに白Tシャツ,ジーンズというシックなスタイル。

 

作中,私服でジャケットを羽織っていたのは,(安西先生以外)彼だけである。

 

三井の生き様は確かに胸を打つ。

 

私服もクールだ,さすが三井。

 

 

番外編

5 仙道彰(陵南#7)

ここからは番外編。

つまり湘北メンバー以外だが,まずは準レギュラーといっていいこの男。

陵南のエース仙道。

仙道彰ジャンプコミックス・デラックス版13巻)

私は陵南関係者が結構好きで,特にこの仙道と監督の田岡茂一は一押しである。

クレバーなプレーはいつも湘北の脅威であり続けた。

 

 

ジャンプコミックス・デラックス版17巻

そんな仙道の私服がこちら。

先述の流川が,安西先生宅からの帰路で偶然鉢合わせになった場面。

 

オーバーサイズ気味の黒Tシャツに,ややルーズなチノパンか。

爽やかなルックスの仙道らしく,シンプルで好感のもてるコーディネートだ。

 

差し色のシューズかっこいいな。

 

 

6 フクちゃん(陵南#13)

最後は陵南のジョーカー,フクちゃんこと福田吉兆

福田吉兆ジャンプコミックス・デラックス版14巻)

凄腕のテクニシャンで手強いライバルではあるが,どこか憎めないところもあるフクちゃん。

 

そんな彼の私服は,意外にも初登場シーンで早くも拝める。

ジャンプコミックス・デラックス版14巻

桜木花道と邂逅したシーンである。

 

ちなみにこのシーンでは,何とか桜木とコンタクトを取ろうと近所の子供を二度使いに送ったが,二度とも子供たちが桜木花道の頭突きを食らって失敗している。

 

しかし,そのファッションはなかなかいけている。

ロゴ入りの白Tシャツ,オレンジのスラックス,バッシュ。

シルエットや色彩バランスもいい感じ。

 

私はスラムダンクのレギュラーメンバーも含め,私服姿が最もお洒落なのはこのフクちゃんではないか,と思っている。

 

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ということで,スラムダンクのレギュラー,準レギュラーの私服姿をチェックしてみたが,一つ言えることは皆わりとシンプルなスタイルをしていること。

 

そして,バスケットマンである彼らが一番格好いいのは,やはりユニフォーム姿の時であるということだ。

 

それでは,最後に,スラムダンクといえば,私の中ではこの曲です。

上杉昇が歌っていた頃の,WANDS

熱いです。

 


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