音楽と服

音楽と服について好き勝手に語ります

「縛り」の中でより「自由」に~ジャック・ホワイトの考え方

私の仕事机の横には、バーのカウンターなどに使われてそうなちょっと高めのスツールが置いてある。 そのスツールの高さが、丁度机の高さと同じくらいなのをいいことに、買ってきたCDを積んでいる。 愛用のチボリのオーディオがすぐ横の棚の上に置いてあるの…

ナット・キング・コールの「国境の南」

ここに,ナット・キング・コールのベスト盤がある。 ナット・キング・コールは1940〜50年代にかけて活躍した,ポップス歌手だ。 「L-O-V-E」や「MONA LISA」などは日本でもよくテレビCMなどでオンエアされていて,耳にしている方も多いのでないだろうか。 私…

Aoi〜アウェーで戦うために〜

サッカーの日本代表がスペイン代表相手に大番狂せを演じて,勝利から28時間が過ぎてもテレビはずっと堂安と田中のゴール映像を流し続けている。 コスタリカ戦の敗戦から一変して現金なものだ。 まあ私も息子たちと早朝から観戦してたので人のことは言えない…

レッド・ツェッペリン,その音楽性とファッション

まだガラケーを使っていた頃,たぶん2008~10年頃だと思う。 当時は「着うた」というのが流行っていて,携帯電話の着信音をお気に入りのアーティストの曲にする者が多かった。 私は電話着信をオアシスの「ヒンドゥ・タイムズ」にしていた。 そして,目覚まし…

「スラムダンク」レギュラーメンバーの私服をチェック

今朝,普段からブログを通して交流させていただいている,服地パイセンさんが新しい記事をアップされていた。 www.fukujipaisen.com そこで,スラムダンクの桜木花道が履いていた二代目のバッシュ(初代はバッシュ店のオーナーから30円で買った復刻版プレミ…

濾紙で淹れたコーヒー

あなたは,濾紙でコーヒーを淹れたことがあるだろうか? いきなり何を言い出すのだこいつはという感じだけど,私はあるのだ。 「濾紙」というのは,理科の実験で濾過に使うやつだ。 なんでそんなものでコーヒーを?と思うだろうけど,「好奇心」としか答えよ…

あのころ,ドーナツと。

土曜日には,子どもたちをプールに送った後の「黄金の1時間」がある。 最近はケンタッキーに行ってチキンとコーヒーを注文して本を読むことが多いのだけど,昨日はプリンターのインクが切れていたので,隣のイオンに買い出しに行った。 ついでに行きつけのCD…

新車とクルマについてのアルバム

ようやく納車となった。 sisoa.hatenablog.com 昨年10月に契約して待つこと1年と1か月。 当初予定されていた納期から遅れること9か月。 レンタカーを借りてから5か月。 sisoa.hatenablog.com ようやく納車となった。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 平成30…

アーティストに「中年の危機」は存在するのか?〜アラフォー時の作品を基に検証〜

ここ最近,アークティック・モンキーズ関連の記事を書くことが多いのだけど,フロントマンのアレックスが今年36歳ということを聞いた時には,驚いた。 彼らは18かそこらでデビューしてすぐに世界的に騒がれたので,あれから倍の時間の人生を過ごしていること…

寒い波止場で聴いた「北極猿」

いつも通り3時に目が覚めた。 周囲の景色がいつもと違うことに気づき,ホテルのソファベッドに寝ていたことを思い出した。 10月のはじめ,家族で小旅行に来たのだった。 旅行と行っても,家から30分ほどの,毎年のように訪ねている海辺のホテルだ。 家族を起…

「踊れるロック」は熱くてクールだ~フランツ・フェルディナンドが切り拓いた道~

フランツ・フェルディナンドは,捉えどころのないバンドである。 代表曲「ドゥー・ユウ・ウォナ・トゥー」は日本でもCMタイアップされるなどお茶の間レベルでの認知度を誇る。 あれくらいUKのロック・バンドの曲がお茶の間レベルで浸透したのは,クイーンの…

スネイル・ランプのファッションと音楽

少し前に,海外アーティストの秋冬スナップを紹介する記事を書いたときに,普段から交流させてもらっている「むらよしむらよし」※1さんから, 「日本人アーティストでもお願いします!」 とリクエストをいただいていた。 sisoa.hatenablog.com なるほど,面…

リアム・ギャラガーの「物語」がかくも人々を惹きつける理由

1 リアム・ギャラガーについて(オアシス解散後の雑感) ここのところ,リアムのソロ作品を繰り返し聴いている。 理由は,先週ノエルのソロについての考察記事を書いたから。 sisoa.hatenablog.com リアムの作品についても,少し掘り下げてみたいと考えたか…

口笛吹いて歩こう

トイレに行く暇もないくらい雑務に追われ,退勤の打刻をしたのが18時前。 外に出るとすぐにマスクを外す。 こんなもん,息苦しくって,いつまでも付けていられない。 外の空気を肺一杯に吸い込む。 駐車場に停めていたレンタカーのスズキワゴンRに乗り込み,…

ノエル・ギャラガーの発言から読み解く,オアシス再結成の可能性

ノエル・ギャラガーと言えば,言わずと知れたオアシスのメイン・ソングライターで,数々の名曲を生み出してきた稀代のメロディ・メイカーである。 これまで当ブログでは,ハンドルネームの元ネタであるオアシスの音楽,ファッションや,そのフロントマン,リ…

ザ・リバティーンズに関する個人的な思い出

今月の「ロッキング・オン」のヘッドラインに,リバティーンズが出ていた。 何でも,「アップ・ザ・ブランケット」の20周年記念盤が出るということだ。 THE LIBERTINES(「rockin'on」2022.11 Headline) 「アップ・ザ・ブランケット」とは,イギリスのロッ…

ロック・アーティスト,秋冬スナップ2022

大学の頃,部活の仲間とたむろしていた学生会館のラウンジに,いつも置いてあった雑誌が週刊朝日だった。 週刊朝日にはドン小西さんが有名人のファッションチェックをする連載があり,それを読むのが楽しみだった。 大御所芸能人も,お笑い芸人でも歯に衣着…

横山健の言葉から現在の世界情勢に思いを馳せる

先日テレビを観ていたら,ロシア国立バレエ団の来日公演の様子が報道されていた。 何でも,軍事侵攻を続けるロシアの現状もあり,公演に対して反発する声と「政治と文化は分けて考えるべきだ」という主張に分かれたようだ。 www3.nhk.or.jp 私もどちらかとい…

"生命維持装置"が生み出した最高傑作〜レッチリの前ギタリスト,ジョシュ・クリングホッファーに捧ぐ〜

レッチリの今年二枚目の新作は,各所で絶賛されているようだ。 ギタリスト,ジョン・フルシアンテ復帰後の2作目とあって,試運転を終えた「最高形」の四人は本格的にアクセルを踏み,結成40年にして絶好調モードに突入している。 sisoa.hatenablog.com 一方…

音楽とコミュニケーション〜レッチリ"還ってきた夢食堂"に寄せて〜

発売日に行きつけのCD屋で買って以来,毎朝ずっと聴き続けている。 レッチリの,「リターン・オブ・ドリーム・カンティーン(還ってきた夢食堂)」だ。 前作の「アンリミテッド・ラブ」がやや散漫な印象だったので,正直あまり期待していなかった。 sisoa.ha…

「伝統」を学び,真の「オリジナル」に達したマイルズ・デイビス

以前,「ロッキング・オン」の記事で,「ロック・ミュージシャンが好きなジャズのアルバム」みたいな特集があって,一位に選ばれていたのがマイルズ・デイビスの「ビッチェズ・ブリュー」だった。 BITCHES BREW アーティスト:DAVIS, MILES Columbia Amazon …

YMOとメタファイヴの「制服」比較から,内包されたメッセージを読み解く

朝から仕事をしながら,YMOの「パブリック・プレッシャー」(1980年)とメタファイヴの「METAATEM」(2022年)を繰り返し聴いている。 sisoa.hatenablog.com 最近,YMOのメンバーが着ていた「人民服」についての考察記事を書いたせいで,高橋幸宏関連のCDを聴く…

パンク・ファッション先駆者は,かく語りき

私が,初めて洋楽のロックで夢中になったのはグリーンデイだった。 シングル「マイノリティ」のキャッチーさに心を奪われ,高三の時にはライブにも足を運んだ。 「rockin'on1」2014.04より引用 グリーンデイの面々は,チェックのジャケットやライダース・ジ…

「音楽と服」のもと

昨日,「読書ノート」を一冊つけ終わった。 この一冊に要した期間は,今年の6月26日から10月8日まで。 約3ヶ月か。 平均的なペースと言ってもよいだろう。 私は2016年の9月から,かれこれ6年以上,毎日ノートをつけ続けている。 この習慣を始めてからは,1…

プライベート・アイズ

今はどうか知らないが,私の学生時代にはやたらと洋楽のオムニバスCDが売れていた。 「ダンス・ヒッツ」や「70sロック・ヒッツ」など,大衆受けするようなロックやダンス・ナンバーなどを集めた企画物がよく出ていた。 私はそういったCDにはほとんど手を出し…

YMOの「人民服」が私たちに語りかけること

今月の「メンズ・ファッジ」をパラパラとめくっていると,「カルチャー」のページに紹介されている本に目が留まった。 その本のタイトルは,「音楽とファッション」。 音楽とファッション 6つの現代的視点 作者:青野 賢一 リットーミュージック Amazon まさ…

トム・ヨークって実は物凄くお洒落だったという話

私が大学生の頃,レディオヘッドは世界一影響力のあるバンドだった。 村上春樹の小説「海辺のカフカ」でも,家出したカフカ少年は「レイディオ・ヘッド」を愛聴していた。 だから私も彼らの音楽を理解したいと思って,当時代表作とされていた「OK Computer」…

ローデッド!!

最近,一日の中で音楽に触れる時間は,早朝に仕事をする時間帯と,通勤,退勤時にカーラジオを聴く時間に限られている。 早朝の時間帯はあまり音量を上げると近所迷惑だし家族も起きてしまうので,かなり絞っている。 そのため,BGMとしてあまり耳に残らず,…

ジョンに憧れたリアム

オアシスはいくつかライブDVDを出しているが,2000年夏にウェンブリースタジアムで行われたライブの様子を収録した「ファミリアー・トゥ・ミリオンズ」は同名でCD化もされ,オアシスファンにとっては最も馴染み深いライブ盤と言えるのではないだろうか。 こ…

アークティック・モンキーズの変貌

「ロッキング・オン.com」に,アークティック・モンキーズがLAで開催されたフェスの大トリを務めたという記事が出ていた。 rockinon.com アークティック・モンキーズ! 2000年代以降のUK・USロックに少しでも触れたことがある人で,彼らの名を知らぬ者はいな…