音楽と服

音楽と服について好き勝手に語ります

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

コラージュによるアルバムアートワーク

いつも「音楽と服」を読んでくださる皆様,ありがとうございます。 感謝,感謝,です。 いつもと異なる始まり方に違和感を感じた方も少なくないでしょう。 皆様のおかげで当ブログは運営できてますので,感謝いっぱいの気持ちは本当です。 ところで。 上の写…

せまいハコが好きだ。なぜなら・・・

ずいぶん長いことライブに行っていない。 コロナだからということもあるけど,育児に追われる嵐のような日常の中で, 「ちょっとライブ行ってきます。」 というのはだいぶハードルが高い。 以前読んだ記事の中で,どなたかが書かれていたが,ブラジル人はリ…

B'zのルーツはユーロビートにあり〜再評価のススメ〜

ずっとひた隠しにして生きてきたが,実は私はB'z Partyの会員でした。 B'z Partyとは,B'zの公式ファンクラブのこと。 休眠会員となってからもう20年以上経つので,既に会員ナンバーも削除されている可能性が高いが,後にも先にも音楽グループのオフィシャル…

ジャケ買いしたアメコミ風ジャケ5選

「ジャケ買い」という言葉が死語になりかけている。 世はサブスク全盛。 音楽はネットで月額いくらかで聴き放題。 先日読んだひろゆき氏の本にも 「新しく出てきたものにはとりあえず乗っておけ」 という言説もあったが,未だにその波に乗り切れない超絶アナ…

ロック・レジェンドのファッションチェック(ザ・フー)

ずっと前の「ロッキング・オン」に載っていた写真だが,見るたびにかっこいいなあと思う写真がある。 それは,ザ・フーの,おそらく70年代のライブの写真だ。真っ白な衣装に身を包んでギターを抱え身を翻すピート・タウンゼント。 「ロッキング・オン2007年3…

「根無し草」の生き方

まだ何者でもなかった頃。 心理学的にいう「モラトリアム期」の真っ只中にあった学生時代。 その頃に撮ったのがこの写真。 太平洋の彼方に何を見ようとしていたのか。 場所はマレーシアのランカウイ島。 今のところ,海外旅行に行ったのはこの時の一回きり。…

結局,ストロークスとは何だったのか?

ベック,レッチリ,プライマルスクリーム,アンダーワールド,ジェイソン・ムラーズ,ノエル・ギャラガー…。 日本人なら,グレイプバイン,サカナクション,スピッツ…。 今でも最新作が出るたびに,すぐにCDを購入して聴きこむアーティストは多くいる。 (気…

カサビアンの復活から「グルーヴ」について考える

まずは一報! カサビアン大復活! rockinon.com 補足説明しておくと,カサビアンは2000年代初頭からイギリスを中心に活動しているロックバンド。 1st「KASABIAN」から世界的にブレイクし,日本のフェスでも入場規制になるほどの人気ぶりだった。 カサビアン…

「桜井和寿と吉田美和はなぜ偉いのか」論

正直に申し上げると,私はMr.Childrenの熱狂的なファンではないし,吉田美和の信奉者でもない。 しかし,彼ら彼女らが絶大な影響力を誇っていた90年代に思春期を過ごした世代として言わせてもらうと,ミスチルやドリカムの楽曲は好きであろうとなかろうと,N…

80年代の知られざる名盤を発掘した時に思ったこと

以前,ジャズについて書いた記事の中で,昔足繁く通っていたレコード屋のことを紹介した。 sisoa.hatenablog.com そのレコード屋でCDを漁っている時に,店の中でかかっていたBGMがあまりにキャッチーで,一聴して気に入ってしまった。それがこの曲だ。 www.…

デヴィッド・ボウイとの約束

初めに断っておくが,勿論私はデヴィッド・ボウイと実際に約束を交わしたわけではないし,会ったことも,ライブに行ったことすらない。 でも,彼が最後のアルバムに込めたメッセージだけは受け取っていると自負しているし,彼自身もリスナーに何かしら伝えた…

「ゴリラズ」というビジネスモデルについての考察

このブログを始めた時の,最初の記事はUKロックバンドのブラーについてだった。 sisoa.hatenablog.com ブラーというバンドは,ブリットポップと呼ばれる,90年代半ばに起きたイギリスあげての一大ムーヴメントにおいて,オアシスと共に旗印的役割を担った。…

「歌うたいのバラッド」を練習することになった息子の話

我が家では,放送されれば必ず皆で観るテレビ番組がある。 テレビ東京で月イチくらいで放送される,「ザ・カラオケバトル」だ。 昨年3月。 ある一人の出演者のパフォーマンスにより,我が家に激震が走った。 その出演者の名は,久保はるき君。 当時まだ14歳…

「東京」に戻ってきた私の話

以前の記事でも少し触れたが,私ははてなブログ出戻り組だ。 sisoa.hatenablog.com 過去記事でも紹介した,以前のハンドルネームでやっていた頃にお世話になっていたブロガーさんのところを久々に訪れたら,こんなことを書かれていた。 ふと思ったのが、ブロ…