音楽と服

音楽と服について好き勝手に語ります

UKロック

ポール・マッカートニー・アンド・ウイングス〜古くて素敵なクラシック・ロック〜

令和5年に入ってから始めた「古くて素敵なクラシック・ロック」シリーズ。 sisoa.hatenablog.com sisoa.hatenablog.com 第3回は,ポール・マッカートニー。 言わずと知れたザ・ビートルズのメインソングライター,ポール。 ビートルズ好きな人とは必ずと言っ…

古くて素敵なクラシック・ロック〜フェイセズ〜

ひょんな思い付きから始めた,「古くて素敵なクラシック・ロック」シリーズ。 sisoa.hatenablog.com 第二回は,フェイセズ(Faces)です。 よく,スモール・フェイセズ(Small Faces)と間違えられるフェイセズだけど,この2組のバンドは深く関係している。 …

元祖「UKのメランコリックで内省的なバンド」ザ・スミスが起こした革命

年末にThe1975についての記事を書いた。 sisoa.hatenablog.com 彼らは2013年にデビューしたバンドだが,デビューアルバムを出した後,2作目を出すまでのタイミングでロッキング・オンのインタビューを受けていたので,その記事を読んでいた。 すると,彼らが…

2022年iTunes私的再生回数ベスト5

今年もあと早いもので,残り一週間を切った。 このブログを書くようになってから一年とちょっと。また昔みたいに音楽をよく聴くようになった。 実は昨年まで5年近く,贔屓にしているアーティストの新作を別にすれば,聴いたことのないジャンルやニューカマー…

私がビートルズの「Revolver」スペシャル・エディションを勧める二つの理由

「ブルータス」が特別号として出していた村上春樹特集を読んでいたら,面白いインタビューが載っていた。 好きなビートルズのアルバムに関するやり取りである。 ーアルバムは何がお好きですか? 村上 個人的にはやっぱり,「Rubber Soul」ですね。この間,Ne…

「音楽と服」が勝手に選ぶ2022年アーティスト・ベストドレッサー

年の瀬も押し迫ってきました。 今年はここ数年になくベテランや若手アーティストの新作に多く触れた一年になった。 その中から,勝手にベストドレッサーを選出してみた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1位 藤井風 若干ミーハーな気もしないでもな…

ロックの「思春期性」が凝縮されたTHE 1975「外国語での言葉遊び」

師走の週末,博多駅は人で溢れ返っていた。 今年の3月までは3年間毎日のように通った駅構内に,足を踏み入れた。 まだ一年経っていないが,ここを通っていた日々が遠い過去のことのように思える。 sisoa.hatenablog.com 腕時計を確認すると,17時45分。 時間…

2022年リリースの名盤でTシャツ作ったらこんな感じ

昔の「ロッキング・オン」のディスクレビューを読んでいたら,U2の「ポップ」が紹介されていた。 これは97年に出たU2の作品で,勿論所有してているのだけど,実はアルバムを買うより先に,このジャケデザインのTシャツを手に入れていた。 昔着ていたU2「POP…

レッド・ツェッペリン,その音楽性とファッション

まだガラケーを使っていた頃,たぶん2008~10年頃だと思う。 当時は「着うた」というのが流行っていて,携帯電話の着信音をお気に入りのアーティストの曲にする者が多かった。 私は電話着信をオアシスの「ヒンドゥ・タイムズ」にしていた。 そして,目覚まし…

アーティストに「中年の危機」は存在するのか?〜アラフォー時の作品を基に検証〜

ここ最近,アークティック・モンキーズ関連の記事を書くことが多いのだけど,フロントマンのアレックスが今年36歳ということを聞いた時には,驚いた。 彼らは18かそこらでデビューしてすぐに世界的に騒がれたので,あれから倍の時間の人生を過ごしていること…

寒い波止場で聴いた「北極猿」

いつも通り3時に目が覚めた。 周囲の景色がいつもと違うことに気づき,ホテルのソファベッドに寝ていたことを思い出した。 10月のはじめ,家族で小旅行に来たのだった。 旅行と行っても,家から30分ほどの,毎年のように訪ねている海辺のホテルだ。 家族を起…

「踊れるロック」は熱くてクールだ~フランツ・フェルディナンドが切り拓いた道~

フランツ・フェルディナンドは,捉えどころのないバンドである。 代表曲「ドゥー・ユウ・ウォナ・トゥー」は日本でもCMタイアップされるなどお茶の間レベルでの認知度を誇る。 あれくらいUKのロック・バンドの曲がお茶の間レベルで浸透したのは,クイーンの…

リアム・ギャラガーの「物語」がかくも人々を惹きつける理由

1 リアム・ギャラガーについて(オアシス解散後の雑感) ここのところ,リアムのソロ作品を繰り返し聴いている。 理由は,先週ノエルのソロについての考察記事を書いたから。 sisoa.hatenablog.com リアムの作品についても,少し掘り下げてみたいと考えたか…

ノエル・ギャラガーの発言から読み解く,オアシス再結成の可能性

ノエル・ギャラガーと言えば,言わずと知れたオアシスのメイン・ソングライターで,数々の名曲を生み出してきた稀代のメロディ・メイカーである。 これまで当ブログでは,ハンドルネームの元ネタであるオアシスの音楽,ファッションや,そのフロントマン,リ…

ザ・リバティーンズに関する個人的な思い出

今月の「ロッキング・オン」のヘッドラインに,リバティーンズが出ていた。 何でも,「アップ・ザ・ブランケット」の20周年記念盤が出るということだ。 THE LIBERTINES(「rockin'on」2022.11 Headline) 「アップ・ザ・ブランケット」とは,イギリスのロッ…

ロック・アーティスト,秋冬スナップ2022

大学の頃,部活の仲間とたむろしていた学生会館のラウンジに,いつも置いてあった雑誌が週刊朝日だった。 週刊朝日にはドン小西さんが有名人のファッションチェックをする連載があり,それを読むのが楽しみだった。 大御所芸能人も,お笑い芸人でも歯に衣着…

トム・ヨークって実は物凄くお洒落だったという話

私が大学生の頃,レディオヘッドは世界一影響力のあるバンドだった。 村上春樹の小説「海辺のカフカ」でも,家出したカフカ少年は「レイディオ・ヘッド」を愛聴していた。 だから私も彼らの音楽を理解したいと思って,当時代表作とされていた「OK Computer」…

ローデッド!!

最近,一日の中で音楽に触れる時間は,早朝に仕事をする時間帯と,通勤,退勤時にカーラジオを聴く時間に限られている。 早朝の時間帯はあまり音量を上げると近所迷惑だし家族も起きてしまうので,かなり絞っている。 そのため,BGMとしてあまり耳に残らず,…

ジョンに憧れたリアム

オアシスはいくつかライブDVDを出しているが,2000年夏にウェンブリースタジアムで行われたライブの様子を収録した「ファミリアー・トゥ・ミリオンズ」は同名でCD化もされ,オアシスファンにとっては最も馴染み深いライブ盤と言えるのではないだろうか。 こ…

アークティック・モンキーズの変貌

「ロッキング・オン.com」に,アークティック・モンキーズがLAで開催されたフェスの大トリを務めたという記事が出ていた。 rockinon.com アークティック・モンキーズ! 2000年代以降のUK・USロックに少しでも触れたことがある人で,彼らの名を知らぬ者はいな…

英国民と私が選ぶ「愛するオアシスの曲+アルバム」

「ロッキング・オン.com」をチェックしていたら,ロンドン特派員の児嶋由紀子さんが興味深い記事を書いていた。 そのタイトルが, 「『英国民が愛するオアシスの曲+アルバム』の最新アンケート結果が発表!」 既に解散から10年以上が経っているものの,本国…

「ビートルズと服」の8年間

初めて買ったビートルズのCDは,「1」であった。 久々のオフィシャルベストということで,当時結構話題になり,久米宏さんがメインキャスターを務めていた「ニュースステーション」では,2週間ほど特集が組まれた程だ。 それは,アルバムに収録されたビート…

ロック・アーティスト秋めきファッション3選

ようやく朝夕に涼しさが感じられるようになってきた。 この記事を書いているのも早朝だが,冷房はつけていない。 昨日,子どもたちを連れて立ち寄ったコンビニで買った「メンズ・ファッジ」最新号も特集は「この秋,ちょっと”やんちゃ”が面白い」。 いよいよ…

ブラーの成長と「罪の意識」

夏が過ぎ去ってしまった。 現在台風が北上中で,早朝からおどろおどろしい風のうねりが聞こえているが,もうじきやむことだろう。 この台風が過ぎれば,いよいよ秋めいてくるのではないだろうか。 ところで夏の盛りの頃,一枚のアルバムを購入していた。 そ…

憧れの2トーン・スカ

最近,チャック・ベリーが亡くなった。 言わずと知れたロック開祖の一人であり,ビートルズやローリングストーンズらに多大な影響を与えたギタリストだ。 ストーンズのキース・リチャーズなんかも,少年時代からチャック・ベリーやリトル・リチャードらに憧…

1989年のThe Stone Rosesは,現在のトレンドの源流である説

誰しも,これまでの人生における「忘れられない一枚」があるのではなかろうか。私にとってのそれは,ザ・ストーン・ローゼズの「 THE STONE ROSES」である。このアルバムの魅力を言葉で表現するのはなかなか難しい。音の輪郭ははっきりしていないし,ボーカ…

1970年代,世界で最も影響力のあるファッション・アイコンだったキース・リチャーズ

先日,博多駅の大型書店を訪れたら,ずっと探していた「ロッキング・オン」の最新刊がようやく見つかった。 「JAPAN」は小さい書店の音楽コーナーに置いてあることも多いが,「ロッキング・オン」は最近ではまず見かけない。 タワーレコードなどの大型CDショ…

「ブルース」でつながるジャック・ホワイト~ザ・ローリング・ストーンズ

8月になってからずっと,ジャック・ホワイトが今年になってリリースした二枚のアルバムを聴いている。 sisoa.hatenablog.com ジャック自身も語っていたが,この二枚の作品は対になっている。 最初に出た「Fear of the Dawn」 では激しいギター・リフをかき…

ある世界最高のロックンロールバンドのドラマーについての話

先日,久しぶりに子どもたちを連れて地域の図書館へ行ってきた。我が家の隣には区役所の出張所があり,そこには地域図書館も併設されている。やや小ぢんまりしているものの, 子ども用の絵本が充実していて,読み聞かせスペースもあるのでたまに利用している…

80年代デヴィッド・ボウイのファッションと現在のトレンドとの共通点を探る

ラルフローレンの公式LINEから,新着メールが届いていた。 そろそろ秋物の提案が始まっているようだ。 ラルフローレンと言えば,ドレスシャツ,カジュアルシャツもラインナップは豊富。 ラルフローレンLINE公式より引用 ラルフローレンのストライプシャツっ…