ロック・アーティスト秋めきファッション3選
ようやく朝夕に涼しさが感じられるようになってきた。
この記事を書いているのも早朝だが,冷房はつけていない。
昨日,子どもたちを連れて立ち寄ったコンビニで買った「メンズ・ファッジ」最新号も特集は「この秋,ちょっと”やんちゃ”が面白い」。
いよいよ秋めいてくると,ファッションが面白い。
個人的には秋~冬のはじまりは,最もお洒落が楽しめる時期ではないのかなと思います。
とは言え,暑かったり肌寒かったりがしばらく続いて悩み多き季節でもあるというのもまた事実。
そこで今回は,ロック・アーティストの「秋めきファッション」特集です。
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1 カート・コバーン(Nirvana)
いまだに,幅広い世代の音楽ファンからの支持を集める,ニルヴァーナのカート・コバーン。
音楽的資質は勿論だが,その言葉が持つ力や生き方,ファッションも含めて一つの「アイコン」として成立している唯一無二の存在。
上は,「ライブ・アット・レディング」がリリースされた2009年の「ロッキング・オン」に使われた写真。
薄手のトレンチ・コートだろうか。
カートと言えば,カーディガンに穴の開いたジーンズというイメージだが,この写真ではシックな印象。
きれい目に見えるが,胸のバッジでさりげなくカジュアルさを演出しているのも,彼ならではのセンス。
そういえば昨年の10月にもトレンチコートについての記事を書いていました。
でも結局,まだ持っていないんですよね。
トレンド関係なく長く着れそうなので,今年あたりいいのが見つかれば購入したいです。
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2 ブライアン・ジョーンズ(Th Rolling Stones)
二人目は,ローリングストーンズの元メンバー,ブライアン・ジョーンズ。
こちらも既に故人なのだけど,初期のストーンズでは音楽面,ビジュアル面でも中心を担った人物。
お洒落さんとして有名だったというブライアン。
写真でも,コーデュロイのブルゾンにバンジョーをかける姿はさすが決まっている。
腕のまくり方とか,その腕からチラ見せしている腕時計とか,下に着ているハイネックセーターとか,いちいち小技が利いていて,60年代とは思えないセンスのよさ。
スラックスの丈感や,ブーツとのバランスも完璧。
彼の姿を見ていると,格好いいスタイルというのは普遍的なものなのかも知れないなと思えてしまう。
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3 ジョン・スクワイア(Liam Gallagher Live)
最後は,元ストーンローゼズのジョン・スクワイア。
この人はイギリスの伝説的バンドの名ギタリストとして有名。
写真は,今年行われたリアム・ギャラガーのライブにシークレット・ゲストとして招かれた時の様子。
キャスケットを目深にかぶり,ギターをかき鳴らす姿には相変わらず惚れ惚れする。
ジョン・スクワイアと言えば,長髪が似合う正統派ロック・スターというイメージが強かったが,帽子をかぶっている姿は初めて見た。
こんな格好もまた新鮮。
ジョンが着ているように,しばらくぶりで短い丈のブルゾンの人気が再燃しているようだ。
学生時代に古着のブルゾンをよく着ていた私のような世代の人間にとっては,また馴染み深いトレンドの波が来そうで少し楽しみなところでもある。
秋のお洒落,楽しみましょう。