女性シンガーとフジロック
週末なので開放的な気分です。
フェスの自由な空気を思い出して1週間の疲れをじわりと癒していきたい。
今回は,女性アーティスト。
雨上がりのヘヴンに登場したのは,Chara姐さん。
この人はもとから歌唱力に定評があったけど,近くで聴いてみると本当に圧巻だった。
ミニのワンピースも非常に可愛らしく,小柄ながらも存在感抜群。
記憶が確かなら,当時の旦那・浅野忠信氏もバンドで演奏していた。
この日のステージは,大雨の中始まって,途中日が差し込んできた。小雨の中ステージに陽光が差し込み,神秘的な雰囲気に包まれた。
2014年には,佐野元春を観ることができた。
黒のキャップ,黒シャツ,黒パンツと全身黒で非常にクールな感じの佐野さん。
後ろの女性コーラスがえらい自己主張激しいねと思っていたら,なんとラブサイケデリコのボーカル・Kumiさんでした。
ラフな短パンを履いているイメージは全くなかったので,終演後にネットで調べるまで気づかなかった。
ラブサイケデリコは1stしか聴いてないが,内省的な中に強い意思を感じる,深い味わいのある作品だった。
コーラスで参加したkumiさんの,ぐいぐい押し出してくる感じ,衣装のラフさも良い意味でデリコでの印象と異なる一面が見れてよかった。
最後に2016年のUA姐さん。
UAって,歌上手いって知ってたけど,本当に上手いんだね・・・と身も蓋もなく感じたことと,ものすごく スタイルがいい!
ストライプのワンピースだったからか。会場であるフィールド・オブ・ヘヴンの隠れ家的な雰囲気ともよく合っていて,お洒落なステージだった。
三人のアーティストに共通して言えるのは,ファッション云々も素晴らしいのだけど,実力と個性が突出しているということ。
最近,ラブサイケデリコとか,Charaとか,birdみたいな,圧倒的な歌唱力と個性と,アルバムのアートワーク等も含めてお洒落なアーティスト自体が非常に少なくなっている気がする。
まあ単に出会ってないだけかも知れないけど。
今の時代はYouTubeで皆探してるんでしょうね。
でも,アーティストとの素敵な出会いは,やっぱりフェスやライブがいいなあと思うのです。