レンタル・カー
先月，「車がない」と題して，昨年10月に契約した新車がまだ納車されないことを少し愚痴っぽく記事にしていた。
その顛末。
結論から言うと，納車はまだ。
ディーラーのお兄さんの釈明によると，八月末までずれ込むそうだ。
最早その納期通りに来るのかも怪しい。
最初は２月と言っていたのに，半年以上遅れることになる。
仕方がないので，またしばらく電車＋自転車通勤を続けていた。
しかしまあ，これがなかなかハードなのだ。
今年度から職場が変わって家を出る時間が少し遅くなったせいで，以前は比較的早朝の座れる時間帯に乗車できていたのが，ラッシュの時間帯と重なるようになったので座れなくなってしまった。
加えて帰りも，昨年度までは始発地点に近い博多駅から乗車していたので，ほぼ座れていたのが，今年度は少し離れたせいで全く座れなくなった。
私の仕事は基本的に「９時５時」の仕事をやるための準備をアフター５でやらなければならないような職種なので，持ち帰り仕事が多い。
重い荷物を持って行き帰り計１時間以上も立ちっぱなしは正直辛い。
加えて，駅から職場までは自転車だ。
結構辛い。
辛かったのは妻も同じだったようだ。
私が電車通勤を続けている間，ずっと下二人の保育園の送り迎えを一人でやってくれていたのだが，妻もフルタイムで働いているので確かに大変だ。
「もう限界やね。」
ということで，車を借りて，私が帰りの保育園迎えを担当することにした。
とりあえず８月までということで，タイミングよく家の前にできた月極駐車場を契約し，トヨタのディーラーさんに電話してレンタカーを一台手配してもらうことに。
正直，当方に非は全くないと思うし，それでいて更にレンタカー代を払うのも少々馬鹿らしいとは思ったのだけど，後２か月この生活を続けることに比べたら金を出した方がましだという結論。
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レンタカーのお願いをして１週間。
届いたのはダイハツの「タント」だった。
軽自動車と聞いていたのでもっと小さいのが来ると思っていたけど，わりと広々としていて，ベビーシートを載せても後部座席に余裕があったのでよかった。
そして何より，出勤時や帰宅前にあくせくしなくなった。
「次の電車は何時だっけ？」
「○分に間に合うためには○分には出ないと・・・。」
みたいな逆算をして焦る必要がなくなった。
カーラジオを聴きながら気ままに運転して帰れる幸せ。
忘れていた。
私は結構，運転するのが好きだったのだ。
レンタル・カーと言えど，5年ぶりのマイカー通勤。
自分一人の時間が持てるというのも，一日の中では大切なのかもしれない。
